晴れ渡る空の下で、君のために風となる。
【登坂 千鶴さん


こんにちは。最近、いい天気の日が多いね。

太陽の光を浴びながら眠るのって至福だなぁ、と思う今日この頃です(笑)

なんて言ってる間に梅雨に突入するだろうから、今を堪能しようと思います。


『君の声が聴こえる』、早速読んでくれたんだね。

気に入ってもらえたみたいでよかったです。

こんなことを大真面目に書くのもどうかと思うけど。一生のうちに一度でも、この2人みたいな恋が出来たら幸せだろうなって思】




手紙は、そこで唐突に終わっていた。

字はいつかと同じように弱々しく、便箋の端はよれている。

……あぁもう。


「リョータってば、バカだなぁ……」


こんなに長いこと眠っちゃうくらい苦しかったなら、私への手紙なんか書いてないで、お医者さんを呼べばよかったのに。


「ほんと、私と同じくらいバカだよ……っ」
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