この世界の中で生きていく為に私がすること。
あとから絶対質問攻めにされる。
というか、今すぐされそうで怖い。
既に4人からの視線を感じる。
この危機をなんとかして回避しなくてはならない。
さて、どうしたものかな。
マリに関しては、私の方をニヤニヤと笑いながら見てくる。
他の3人は私と辰巳さんを交互に見て、口をパクパクさせている。
「え?どうかされました?」
流石に辰巳さんも目の前でこんな行動をとられたら困るよね。
私がこの場をどうにかしなくっちゃと思ったが、私よりも先に先生が助け舟を出してくれた。
「まぁまぁみんな、座ったらどうかね?立ち話もなんだし。」
山本先生ありがとうございます。
空気が読めるって素晴らしいよね。