この世界の中で生きていく為に私がすること。
「しかし突然だったもので、いきなり講義などは出来ないので山本先生が大学の方に掛け合って下さって…貴女方のゼミの副担当からさせてもらうことになりました。」


辰巳さんが先生…か。
なんだか似合いすぎて怖いくらい。

きっと人気のでる講義になりそうだな。
まぁ講義をするのは先になりそうだけど。

「辰巳君は優秀だからね、期待してるんだ。」

山本先生にここまで言わせるのは本当に凄いことだと思う。





しばらく先生や辰巳さんを含めて雑談をしていると、だいぶ時間が経っていた。
辰巳さんは大学の事務に用事があると言って出て行った。

そして、私たち5人は先生に呼び出された内容を聞かされた。


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