初恋の相手は社長でした


煙と熱さで前に進めなかったが俺の大事な陽菜を助けるんだと
探し歩いた


最後の1つのドアを開けた時 炎の中に陽菜を見つけた
咄嗟に行こうとしたら
斎藤が腕を引っ張り
「社長が行くと死んでしまいます、諦めましょう」

「お前だけ行けよ、陽菜と一緒にいるんだ」と炎に飛び込んだ

「社長・・・・・・」
斎藤が膝から床におちたとき

炎の中から陽菜をだっこし斎藤に
「俺の姫を・・・・・」と笑いながら出てきたそして
裏口から急いで出た


こんな事をしてまで
花音を許さないと・・・・
思いながら病院に運んだ





それから新聞社に勤めている同級生を呼び出し記事にするときに二人は行方不明って事にして欲しいと頼んだ


じいさんを呼び出し
説明し芝居して欲しいと言うと

「なんじゃあ面白そうだ」と
楽しそうだ


「こいつら生き返った明かしに
婚約させてやるぞ」と
意気揚々と帰った




花音のやつ何を考えているんだ?
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