初恋の相手は社長でした
意をけして
おじいさまに二人で挨拶に出向いた
花音がまるで幽霊を見るように青ざめていた
「なんで?陽菜死んじゃったんじゃないの?あの火事で新聞にも・・・・」
「あれな、記者に嘘の記事を書かせたんだ、花音から陽菜を守るためにな」
「嘘よ・・・・陽菜さえいなければ、この屋敷の遺産は全て私のものになり社長とも一緒になれたのに・・・・陽菜死んで」と陽菜に飛びかかり首を絞めようとした
「花音 陽菜から離れろ」
と花音を陽菜から切り離した
「いつも、いつも、みんなして陽菜 陽菜 陽菜ってちやほやして私は・・・・・」
その時
両親とおじいさまが
「花音をわがままに育てすぎた、花音は、少し頭を冷やせ」と突き放した
そして陽菜に 両親は詫びた
花音の言うことを信じて冷たくしたのに、いつも優しく接してくれたって
「この方が陽菜の?」
「仲村 蒼生さんです」
「仲村蒼生と言います、陽菜さんと一緒になりたいと思います」と頭をさげた