だから今夜も眠れない
OKなのかって今聞きましたが?


「あの、何でそう言う話なんです?

 色々ぶっ飛び過ぎて、話が見えませんけど」


「頼む!今まであちこち連れあるっては来たが、

 さすがにインドは連れて行けなくて」


インド?


「あの、だから何で私なんです?

 伯父さんの子どもだとしてもですよ?

 私の従妹なんですよね。

 やっぱ結構責任的に遠い存在だと思いますよ?

 他に近しい人がいるんじゃないいですか。おばあちゃんとか?

 そうですよ、お母さんはどうしたんですか?」


山積さんは遠い目をして、


「いたらとっくに頼んでいる」

と、ぼそりと呟く。


「あ、ごめんなさい」


そうか、もうこの世にいないってことか、

叔父さんも死んじゃったし、

リュカちゃんは天涯孤独なんだ。


「でも、こんなやさしい叔父さんがいてリュカちゃん幸せですよね」

「そう言うことで、頼む!」

「そう言うことでしたら」


って何即答してんの私、

でもでもだって、麗しのオーラきらっきら出して手を握られたら、

もうアウトでしょ?


「いいのか?」

更に嬉しそうにキラキラオーラ全開で微笑むから


「はい♡」

いいわけないのに~っ私の馬鹿っ







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そんなわけで私暫く2歳児の保護者になってしまいました。








 
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