だから今夜も眠れない
「おねいさんこんにちわ」
3日後
リュカちゃんがやってきた。
もちろんあの宗太郎さんも一緒だ。
「狭い部屋だな。
それにやっぱりあのエレベーターも危なっかしいな。
工事にどれくらい時間がかかるか見積もらせるか?」
「宗太郎さん。あの、一応あれも伯父の作品なんで、
壊すのはちょっと……」
「そうか?作品か、じゃあ安全性だけでも確認させよう」
本当に宗太郎さんはリュカちゃんをかわいがってるようで、
心配で心配でしょうがないみたい。
「そう言えばお前仕事はどうなっている?」
「あ、一応事情は説明してあるので、
連れて行けます。元々、子供向けの施設なので、プレイルームもありますし、
ボランティアさんもいるので仕事中は面倒見ていただけるかと思います」
「ゆるい職場だな」
「な、じゃあどうしろというんです。
保育園なんて簡単に見つからないんですよ?」
「ウチの託児に預ければいい。
今も通ってるから問題ない」
そうなのか、と話が落ち着きそうだったのに、
「ヤダっ」
ドデンとお尻からリュカちゃんが転んで足をバタバタさせた。
「ヤダヤダッおねいさんのとこがいいっ
たくじ ヤダ」
おお!必殺だだっこ、
スーパーで見かけるやつか。
そして、ガーンとショックを受ける宗太郎さん。
「どうします?」
「お願いします」
金持ちイケメン王子も泣く子には勝てないのね。
3日後
リュカちゃんがやってきた。
もちろんあの宗太郎さんも一緒だ。
「狭い部屋だな。
それにやっぱりあのエレベーターも危なっかしいな。
工事にどれくらい時間がかかるか見積もらせるか?」
「宗太郎さん。あの、一応あれも伯父の作品なんで、
壊すのはちょっと……」
「そうか?作品か、じゃあ安全性だけでも確認させよう」
本当に宗太郎さんはリュカちゃんをかわいがってるようで、
心配で心配でしょうがないみたい。
「そう言えばお前仕事はどうなっている?」
「あ、一応事情は説明してあるので、
連れて行けます。元々、子供向けの施設なので、プレイルームもありますし、
ボランティアさんもいるので仕事中は面倒見ていただけるかと思います」
「ゆるい職場だな」
「な、じゃあどうしろというんです。
保育園なんて簡単に見つからないんですよ?」
「ウチの託児に預ければいい。
今も通ってるから問題ない」
そうなのか、と話が落ち着きそうだったのに、
「ヤダっ」
ドデンとお尻からリュカちゃんが転んで足をバタバタさせた。
「ヤダヤダッおねいさんのとこがいいっ
たくじ ヤダ」
おお!必殺だだっこ、
スーパーで見かけるやつか。
そして、ガーンとショックを受ける宗太郎さん。
「どうします?」
「お願いします」
金持ちイケメン王子も泣く子には勝てないのね。