だから今夜も眠れない
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次の日、
宗太郎さんは毎日連絡をすると言い残して旅立っていった。
可愛いい置き土産を残して。
「リュカちゃん、おねえちゃんと頑張ろうね」
「やだ」
「え?」
「パパいないのやだ」
やだやだと空港で泣き始めたリュカちゃんに私はなすすべもなくただおろおろとするばかりで、
今更ながら大変なものを預かってしまったのだと自覚したのだった。
「リュカちゃん、ごめんね?
これからお仕事いかなくちゃなの。
お姉ちゃんと一緒に来てくれないかな?」
「おしごと?」
「そう」
「リュカも?」
「うん」
「いく‼」
おしごとの響きが気に入ったのか、
さっきまで泣いていたのが嘘みたいにご機嫌になってくれて、
早坂さんが運転してくださる車で子連れ出勤することに。
「このまま、博物館の方に向かいます。いいんですか?」
「はい、お願いします」
「あの……本当に大丈夫なんですか?
うちの社の託児利用されたほうがいいんじゃ?」
「まあ、とりあえずやってみます。
ダメだったら利用させてもらいます」
「社長もなに考えてるのか?
他人に子供を預けるとか。
プロに任せとけばいいのに…
まあ
あなたも災難ですね」」
次の日、
宗太郎さんは毎日連絡をすると言い残して旅立っていった。
可愛いい置き土産を残して。
「リュカちゃん、おねえちゃんと頑張ろうね」
「やだ」
「え?」
「パパいないのやだ」
やだやだと空港で泣き始めたリュカちゃんに私はなすすべもなくただおろおろとするばかりで、
今更ながら大変なものを預かってしまったのだと自覚したのだった。
「リュカちゃん、ごめんね?
これからお仕事いかなくちゃなの。
お姉ちゃんと一緒に来てくれないかな?」
「おしごと?」
「そう」
「リュカも?」
「うん」
「いく‼」
おしごとの響きが気に入ったのか、
さっきまで泣いていたのが嘘みたいにご機嫌になってくれて、
早坂さんが運転してくださる車で子連れ出勤することに。
「このまま、博物館の方に向かいます。いいんですか?」
「はい、お願いします」
「あの……本当に大丈夫なんですか?
うちの社の託児利用されたほうがいいんじゃ?」
「まあ、とりあえずやってみます。
ダメだったら利用させてもらいます」
「社長もなに考えてるのか?
他人に子供を預けるとか。
プロに任せとけばいいのに…
まあ
あなたも災難ですね」」