あなたに言いたいことがあります
「サプライズ案ならできてるけど?」



「おっ、瑠維。俺の分は?」



はい、と渡したのは野菜ジュースで浅野は
お、さ、さんきゅー・・・とうれしいのかいやなのか深刻な顔をしていた。



隣で彩璃はくすくすと笑っている。




「本当かっ!宮澤君!で、案は?」



「ああ、うん。副担任の先生に協力してもらってーーー」



よし、それでいってみよう、考えがまとまったらしく怜央君はクラスのみんなにその案
を伝えにいった。




「佐藤さん、コレどうぞ」



「え、いいの?ありがと」



緑茶を渡されいくら?と尋ねるといいよ、奢る、そういって彩璃にジュースを
渡している。



ひんやりとしていてすこし冷たかった。



「佐藤さんその手紙どうするの?」



「え、あー・・・どうする?」



「もうさぁ、両方あければ?」



「俺もそのほうがいいと思う。なあ、瑠維」



「うん」



全員に言われ両方開けると、書いてある内容は全く違っていた。
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