あなたに言いたいことがあります
「はぁーい!どうだったぁ?・・・失礼しました・・・」




「ち、違うからっ!彩璃っ!」





ドアを閉めようとする彩璃を必死に呼び止めて、浅野にどいてと言えばはいはい、と言って浅野は私の上からどいて、いーとこだったのに、と呟いている。




「なんだよ、晃音、人が三年間協力してやったのにダメだったのか?」





「あ?ちげーよ!」





「そうかよ。まっ、協力したんだからそれなりの報酬ってことで!」





へらへら笑って、ピアスをつけている男子。





・・・誰?
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