あなたに言いたいことがあります
「ほらぁ、マッシュみたいな髪型だったじゃん?



瑠維が嫌だなんて言うからさあー。ばっさり切ったの!




うちの親が美容師だからやり方は知ってたしねぇー」




「ちょっと待って!彼氏って宮澤!?




えっ?はっ!?どういうこと!?」




混乱して彩璃に質問攻めしていると宮澤が口を開いた。




「なんだよ、説明してねぇのかよ」




宮澤が浅野をギラッと睨む。




「タイミングが・・・なっ?」





「ったく。



俺と彩璃は一年の時から付き合ってんだよ。




でも、コイツが佐藤と付き合いたいから協力してくれ、なんて言うから協力してやったんだ。




なぁ、彩璃?」




「ねー!ほんとだよ!瑠維とイチャイチャできなかった・・・」
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