あなたに言いたいことがあります
サラッって答えている浅野。







「はあーでもなんとか伝えてよかったー」











「伝えてないから」







「また、瑠維に殴られるかと思ったわ」






「え、殴られる?」







「あー、ほら卒業旅行の日帰りお前と途中で別れて三人で帰ったんだよ。






そんときにな瑠維が「好きなやつがいなくなっても気づかないやつが恋人が守れるとか
思ってんじゃねぞ」って言われて殴られた・・・」





「うわあ、意味が深い・・・」





だから、卒業旅行の次の日頬腫れてたんだ・・・






あれは、すごかった・・・






「で、話戻すけど明日何時の便に乗るの?」







「午後二時の便だな」






「ふーん、その時間までに起きれるかわからないから見送りはいっか」





朝苦手だし、眠いし、髪型セットに時間かかるし。
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