あなたに言いたいことがあります
私はマフラーと取り晃音の顔を見る。





大人びた顔で数年前とは見間違えるくらいだ。





とりあえず、家の中に晃音を入れ荷物もリビングに置いた。





「あー、寒かった」





「日本に戻るなら手紙でも電話でもいいから連絡してよ」





キッチンでココアを作りソファに座っている晃音に渡し隣に座る。





「いやーそのこっちに帰ってくるのに結構大変で・・・手紙も取材やらなんやらで手紙も出せなかったし。






電話も取材ばっかで電話できる状況じゃなかったしな」





「そっか・・・でもよかった。元気で」





さっきまでのネガティブ思考は何処にいったのやら、晃音の顔を見ただけでそうでもよくなってしまった。
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