男子校のお姫様!
目がくりくりしていて、羨ましい。そう思える程の美少年。


じゃなくて、本当に誰?


ぼーと、そんな事を考えながら、その人を見ていたら


「んー?何々、僕に見惚れちやった?」


「いや、違います。.....そうじゃ無くって......っ。」


やっぱり人見知りに知らない人は怖いよぉ。


「おーい、ハル。あんましその〝女の子〟虐めんなよー。」


唐突に、そんな声が聞こえた。


声が聞こえた方向に顔を向けると、丁度私と対になるソファーに座っている人物。
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