男子校のお姫様!
「いやいや、もうちよっと何かあるでしょう!?」


ーーふるふる


今度は首を横に振って意思表示。

ダメだ。全然会話にならない....。


もう、次いこ、次!


「はい、次どーぞ?」


「ははっ、そうだね。と言っても最後は俺だけど。
水島翔、生徒会長だ、宜しく。」と言ってから手を差し出してくる。


くっ、こいつも握手を....っ。
しょうがない、握ってやろう。


私が翔の手を握った瞬間、翔の方へ引っ張られる。


「ちょっ.....と、何やってるんですか!!?」
いきなりの事で敬語になる私。


必死に抵抗していると耳元でーー


「覚悟しとけよ?」
「.......っ///」


こんなのでドキドキしてられるかっ!!


私は思いっきり水島翔を突き放して睨みつけた。


「覚えておきなさい!“変態鬼畜会長”!!」


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