超純な彼と微不純な彼女 【2人だけの夜】

何が起きたのか一瞬の事で、さっぱり!



そぅ、気付いた時に私は、魚の海の中だった!




私達に向かって来た手押し車、愛理は上手く避けたんだけど、逃げ遅れた私は正面衝突!





木箱が倒れてきて、魚がどっと溢れだし、何?何?何よ、これって?





魚群の洪水が頭から一気に降ってきて……




ひとたまりもなく、私は魚群の中、
あぁあ~冷たいよ~生臭いよ~
誰か!誰か、助けてよ!





溺れそうになりながらも、魚をかき分けて顔を出した時!





そこに!私の恋しい恋しい恋しい響くんがいた!






< 108 / 217 >

この作品をシェア

pagetop