超純な彼と微不純な彼女
【2人だけの夜】
料理が次々に運ばれてきて~
前菜にフカヒレスープに北京ダックにオオエビ……etc…。
シャンパングラス片手に、響くんと私は、今宵このイブの夜を、この世界で2人占めしたみたいで~
これ以上の幸せはありません。
でもね…でもね、私達の本当の本番はこれからなのでしたぁ。
今宵選ばれし、王子とお姫様………の合体が……もう後は時間の問題となりました、はい。
この夜を手伝うコンドーさんは、ちゃんとバッグの中に忍ばせている私、ムフフのフ。
132ページまで付き合わせてしまった読者さま~
長らくお待たせいたしました。
でも……このシャンパン、スッゴく口当たりが良くて美味しくて~
響くんと私……まだ飲み足りなくて、同じ物をハーフボトルで頼んでしまったのでしたぁ。