超純な彼と微不純な彼女
【2人だけの夜】
響くんを抱えるようにして、私達は部屋にたどり着いた。
うわぁ~広い室内でピカピカ……ってか、まだまっさらで、何て言っても、私達がお客様第1号だもんね。
デラックスツイン~ベッドは2個だけど……1個しか使わないですよ~だ。
右と左……どっちにしようかなぁ~ナンテ
うわぁ~夜景が凄くキレイだぁ~
「響く~ん、見て見て~♪」
「響く~んってばぁ~」
????????
響くんどこ行ったの?……ってトイレ?
トイレの方から聞こえてきた……
オェ~オェェ~ ゲボ~ゲボゲ……って誰かのゲロ吐く声が……
……って、この室内に今いるのは、私と響くんだけなんですけど………。