超純な彼と微不純な彼女
【2人だけの夜】
超睡眠不足だった響くんは……本当に、本当に熟睡状態になってしまって……
夜はまだ長いから、朝まで、まだ時間はたくさんあるよね?少しだけ眠らせてあげよう……と私は思った。
スヤスヤ寝息たててる響くんに、お布団被せて、私はベッドから抜け出た。
私には、する事があったんだ。
あの紙袋に入った、私の絵……見なくては…………。
袋から取り出したら、額縁が箱に入ってた、
開けてみたら……
うわぁ~すげー
マジで私じゃん!
作成の途中経過は、書き始めの頃にチラッと見ただけで、仕上がるまでは出来るだけ見ないようにしていた。
真ん中にカワイく書かれた私………これって、遊園地に行った時の服だ!
バックは……馬?
メリーゴーランドん時の?
で…で、でも……。