超純な彼と微不純な彼女
【2人だけの夜】
色鉛筆を持ち……空飛ぶネコちゃんを描いてる響くんの横で………
「ねぇ~私と付き合わない?」
と告った私……。
響くんは……動じる事もなく、鉛筆持つ手を休ませることなく……
「?付き合うって?どうゆうこと?」
「どうゆうこと?って……あの……あのね何て言うか……彼と彼女の関係に…ね……」
「ふぅ~ん」
「ふぅ~ん……って?」
この男、全然答えになってないじゃん!
私の事、からかってんのかな?
ムッときた時、
「俺さ……何てか、そうゆうのって苦手で……よくわかんないんだよ」