超純な彼と微不純な彼女
【2人だけの夜】
愛理~~愛理ってば~
コンドーさん売ってくれたのはいいんだけど……どんなタイミングで出せばいいのか、わかんないよ~
どうしょう……
響くんちょっと待ってて…なんてバッグから取り出してきて、はい、これ使ってなんて………
言える訳ないじゃん!
……と、
「流奈……どうかした?」
……って響くんが……。
私の心……響くんは読みとったみたい……この愛はスゴい……って感心してる場合ではなかった。
「響くん……あの…あのね……ひ……避妊しなきゃ……
もしも……もしもの事があったらいけないって、愛理がね……」
その時!ガバッと響くんが、私から離れ、ベッドから抜け出てしまった!
えぇぇぇ~な、何で~よぉ~
私……シラケさせたから?
私……ムード壊したから?