超純な彼と微不純な彼女
【2人だけの夜】
響く~ん~何をする為に……どこに行ったのよ~
……って、シーツの隙間から、響くんの行動を窺った。
何、何? 脱ぎ捨ててあったスーツの上着のポケットから、何か取り出そうとしてる響くんがいた。
と、また私に戻ってきて……嘘?
響くんの手には、コンドーさんが?
???慣れてんじゃん???
「兄貴にさ、スーツ借りた時さ、今日の事話したら……
持っとけって………ポケットに入れてくれてたんだ」
なぁ~んだ、そうだったんだぁ……。