超純な彼と微不純な彼女
【2人だけの夜】
と言う事で……
ここは、畳の和室、
大広間~
「はい、ここで襟を合わせ……中心はここよ、ここがポイントだから、わかったわね?」
今、着付けの講座を受けてる最中。
こうして、私はいつも愛理の誘惑に負けてしまうんだ。
まぁ、さぁ、着付けなんて、私には無縁の話しだって思ってたけど……知ってて損する事はないよね。
たまには……愛理も、まともな話し持ってくるじゃん。
……って思っていたら、ただそれだけではなかったんだ、やっぱり……。