超純な彼と微不純な彼女
【2人だけの夜】
愛理のセリフ、ここに再生するね。
「修くんとさ、神社で除夜のかね聞きながら、愛を誓い合うでしょ。
でね……その後さ、真っ直ぐ帰る訳なんてないじゃん?
愛の延長で行くとこは、あそこしかないっしょ♪
そこでね、例えば、
あれ~~って、
修くんやめてよぉ~って、着物脱がされたりなんかして……
問題はその後よ、
愛を味わった後に、修くんの目の前で、さっと素早く着物、着れたりなんかしたら?どお?
スッゴく、ちょ~イケてる女みたいでしょ?」
「はぁ……」
「正月のラブホにはさ、着付けのオバサン、どこだって常備してるらしいけど、そんなのって、ちょ~ダサいじゃん?
やっぱ、自立した大人の女は、着物ぐらい自分で着れなきゃ駄目よね」
なるほど……これが裏か……。
ちょ~イケた大人の女ね……。
あれ~~
響くん、やめてよ~キャァ~……なんて、私も妄想したりなんかして………。