超純な彼と微不純な彼女
【2人だけの夜】
夕方になり~
父さん、母さん、お姉ちゃんはリビングで、何だか楽しそうにワイワイやってる。
私は……ただひたすらに、ベッドの中で風邪の悪魔と戦闘してた。
愛理~今頃、着物着てんのかな?
いいなぁ~彼氏と手なんか繋いだりして、境内歩くんだよね。
鼻から鼻水、目からは涙……もう私の顔はぐちゃぐちゃ状態……。
もぉ~最悪の大晦日じゃん!
その時!だった!
ピンポーンって、インターホンが鳴って~
そぅ~読者のあなたの想像通り……
ネタバレって言われそうだけど、
ここで響くんが登場するのでしたぁ。