超純な彼と微不純な彼女
【2人だけの夜】
「私が、今、どこにいんのか知ってて、そんな話しを急用だって言ってんの!?えぇっ!?」
「……って?愛理、どこに……家じゃ…」
あっ、そうだった!
修くんと昨日から初詣に行ってて、まだ一緒に……いるって事は…………
ラ ブ ホ ?
「ごめ~ん~
でもホントにホントに急用なんだ」
「小学校から国語やり直しなさい!
そうゆう話しは、急用とは言わないの!」
「……だって……響くんが家に来る前に、愛理に相談したかったんだよ~
響くん来たら、話せなくなるじゃん」
「……ったく…」