超純な彼と微不純な彼女
【2人だけの夜】
朝8時10分、コンビニ前~
私達は毎朝、待ち合わせ一緒に登校してる。
何だか私達って、毎日毎日顔を合わせ、同じ道歩いて、同じ学校に通い、夫婦みたい(^O^)
幸せ過ぎて怖いよぉ~ナンテ。
下校は、時たま別々になる時がある。
だって……愛理がね、修くんとデートない時はさ、たまに一緒に帰ってあげないとすねちゃうから。
で今日も、部活中の響くんを学校に置いて、愛理と門を出た時だった。
あっ、修くんの車、停まってんじゃん!
「愛理~彼氏来てんじゃん!」
「ホントだ!流奈ごめ~ん、一緒に帰れないわ」
って、私の顔も見ないで、修くんに飛んで行った。