超純な彼と微不純な彼女
【2人だけの夜】
ビンボーなガキ
ビンボーなガキ
ビンボーなガキ
プチって……
私は、その時キレた。
「中で座って、ちょっと話そうよ」
って、グイッて和真くんは私の腕を掴んみ、公園の中に強引に連れて行こうとして………
「何すんのよ!離してよ!」
「冷たい事、言うなよ!」
って、手を離すどころか、掴んだ手に、尚いっそう力を加える和真くん!
「痛いじゃない!大きな声出して、人を呼ぶわよ!」
と、私は体全体で和真くんを振りきった。