超純な彼と微不純な彼女 【2人だけの夜】

愛理の言葉が脳に木霊する。



無視
 無視
  無視
   無視
    無視
     無視
      無視
       無視


スッゴく頭にきたけど、ここは文句なんて言い返したらダメなんだよね、
只、ひたすらに無視に尽きるんだよね。



和真くんを振りきった私は、スタスタと早足で公園内に入り、駅へ向かおうと……



!!!後ろから、また追って来た気配が!




と思ったら、和真くん!




私の前に回って!




立ちはだかった……





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