超純な彼と微不純な彼女
【2人だけの夜】
「響く~ん
一つ聞いていい?」
「何?流奈?」
「殴り合いのケンカとか、今までにした事あんの?」
「……ないよ……」
「えぇぇ~~だって、
さっきさぁ~スッゴいパンチで、ノックアウトさせたじゃん!」
「あぁ、それは……
小さい頃からさ、兄貴達にサンドバッグ代わりにされて……鍛えられてきたからだよ」
「へぇ~そうなんだ!
カッコ良くて惚れなおしちゃったよ♪」