超純な彼と微不純な彼女
【2人だけの夜】
響くんが玄関へ~
と言う事は……
私の幻聴ではなかったんだ。
私はパチッと目を開ける……時計は9時過ぎだった。
こんな時間にセールス?そんな訳ないっしょ?
確か……家族は全員お泊まりで墓参りに……じゃ誰よ?
誰なのよ?
閻魔大王だって、今夜の2人を引き離せない……って言うのに、いったい誰がインターホンなんて押したのよ!!!!!
何やら、玄関先から賑やかな声が!