超純な彼と微不純な彼女
【2人だけの夜】
次に目指すわ、大観覧車~
小さな室内に、私達は4人で乗り込んだ。
これって……このガキ達が、もしも、もしも居なかったらよ………
どう考えたって、
キスのチャンスタイムだったよね……。
「響く~ん」
……って私が瞼閉じたらさ………
響くんの顔がだんだん、だんだん近付いてきてよ……それから……私の妄想は広がっていき……
その時! 痛っ!
圭介くんが私の足を踏んだと思ったら、室内が揺れ出した!
圭介くんがイタズラに、ドン、ドン、って、その場で飛び出したんだ!
「圭介、こらっ、大人しくしろよ」
って響くんが止めて……
いい加減にしてくんない?
本日、最悪デーなんですけど(#`ε´#)