超純な彼と微不純な彼女
【2人だけの夜】
クリスマスイブこそ (もと彼と別れた理由)
私と響くんの大イベント、バースデーも無事に終わり、また普通の日々が……。
季節はすっかり秋模様~
枯れ葉が舞い散り、ちょっと肌寒くなったけど、でも私の心は、いつだってホカホカ気分だよ♪
響くんが横にいてくれると、とても暖ったかくて………。
「響くん、おっはよ♪」
「流奈、おはよう」
私は、その優しい腕を掴まえて……
響くんのぬくもりに包まれながら、
毎朝、登校してる。
「響くん?」
「ん?」
「何でもないよ、呼んだだけだよ」
大好き……って、私は心で叫ぶ。