超純な彼と微不純な彼女
【2人だけの夜】
休み時間に、愛理がニタッと不気味な?笑顔で近づいてきた。
また何の悪だくみだろ?
「流奈~クリスマスイブの予定、決まってんの?」
「???」
「響くんとよぉ~」
「?えぇ~まだまだ先の話しじゃん?」
「何言ってんの?
バカじゃない?
今から予定たてて、行きたいとこはちゃんと予約しとかなきゃ、どっこも一杯になっちゃうよ」
「行きたいとこ……って言っても……そんな……」
私達は………愛理とこのカップルとは全然、待遇が違うから……。