超純な彼と微不純な彼女
【2人だけの夜】
和真くんは優しかった……デートだって、いつも迎えに来てくれて、帰りは送ってくれる。
和真くんはリッチだった……バイトしてる訳でもないのに、いつもお金はたくさん持っていた。
入った事もないような一流の店で、色んな美味しい物を食べさせてくれたし、
誕生日でもないのに、服や靴やアクセサリー何か、色々買ってくれた。
愛理が太鼓判押すイケメンだったから、一緒にいると、他の女の子の視線……痛いぐらいに感じた。
そぅ……和真くんは一流の彼氏。
私は……何度もエッチした……この一流の彼氏と……。
…………でも、ある時、気付いた事が……。