超純な彼と微不純な彼女
【2人だけの夜】
「ごめんなさ~い、和真くん、ごめん」
その時の和真くんの服装……ボトムはあるブランドの白の綿パンだった。
真っ白なおニューなパンツにアイスコーヒーの染みが!
もう、どんなに謝ったって後の祭り状態で、取り返しはつかなかった。
和真くんは、濡れたおしぼりで必死に拭いてたけど………
アイスコーヒーの染みなんて……そんな簡単にとれる訳もなく……。
2人の間に冷たい空気が流れた。