女の子として見てください!
俺も知らなかった。
自分の好みで選んだプレゼントを喜んでもらえることが、こんなにもうれしいなんて。
たまには、サプライズも悪くないのかもしれない。
「翔さんっ」
突然、美桜が正面から抱きついてきた。
身体を密着させて、俺の背中に両手を回す。
「大好きですっ」
「……俺も」
惜しみなく「大好き」と言ってくれる美桜が、本当に好きだ。
たとえ女らしくなくたって、俺にとっては誰よりもかわいい、たったひとりの女の子だ。
まあ、美桜に抱きしめられているこの状況は。
数秒で背負い投げでも一本投げでもなんでもされて吹っ飛ばされる可能性のある状況でもある。いや、この体勢ならジャーマンスープレックス寸前が一番近いか。
なんて。そんなことも思うけれど。
やっぱり、好きなものは好きなんだから仕方ない。
ーー付き合い始めて三ヶ月。
クリスマスもバレンタインもホワイトデーも終わり、大好きな彼女の誕生日も幸せに過ぎた。
これからも、こんな日々をふたりで送っていけますように。
自分の好みで選んだプレゼントを喜んでもらえることが、こんなにもうれしいなんて。
たまには、サプライズも悪くないのかもしれない。
「翔さんっ」
突然、美桜が正面から抱きついてきた。
身体を密着させて、俺の背中に両手を回す。
「大好きですっ」
「……俺も」
惜しみなく「大好き」と言ってくれる美桜が、本当に好きだ。
たとえ女らしくなくたって、俺にとっては誰よりもかわいい、たったひとりの女の子だ。
まあ、美桜に抱きしめられているこの状況は。
数秒で背負い投げでも一本投げでもなんでもされて吹っ飛ばされる可能性のある状況でもある。いや、この体勢ならジャーマンスープレックス寸前が一番近いか。
なんて。そんなことも思うけれど。
やっぱり、好きなものは好きなんだから仕方ない。
ーー付き合い始めて三ヶ月。
クリスマスもバレンタインもホワイトデーも終わり、大好きな彼女の誕生日も幸せに過ぎた。
これからも、こんな日々をふたりで送っていけますように。