女の子として見てください!
どうして、冷たいんですか?
今日も市内は平和。
日課のパトロールでも問題ナシ。
でも、普段と違うところがひとつだけ。
それは……。
「ふたりでパトロールなんて初めてですね!」
パトカーの運転席に、翔さんがいること。
普段はほかの署員とのパトロールなのに、人数の兼ね合いで翔さんとのツーショットパトロールをすることになったのだった。
「まあ、異常もなさそうだしもう帰るけどな」
せっかくふたりきりなのに、翔さんは相変わらずクールだ。
でも、いいんだ!ふたりでいられるだけでもうれしいし、それに。
この間の遊園地デートで、翔さんの気持ちを知ることができたから。
翔さんは、出会った時から私のことを『ありのままでいい』と言ってくれていた。
でも、ありのままの私じゃ、いつまで経っても好きになってもらえないと思って不安になった。
だけど、違った。
翔さんは、ずっと私のことを異性として見てくれていた。
まだ、好きになってもらうには遠いかもしれないけど。
でも、いつか必ず。
「あ、翔さん。コンビニ寄っていいですか?」
私は数メートル先にあるコンビニを指差して、翔さんにお願いする。
「勤務中に名前で呼ぶなって言ってるだろ」
翔さんはそう言いながらも、ハンドルを切ってコンビニの駐車場へ入ってくれる。
「翔さんも降りるんですか?」
私が車を降りると、翔さんもシートベルトを外してパトカーを降りた。
日課のパトロールでも問題ナシ。
でも、普段と違うところがひとつだけ。
それは……。
「ふたりでパトロールなんて初めてですね!」
パトカーの運転席に、翔さんがいること。
普段はほかの署員とのパトロールなのに、人数の兼ね合いで翔さんとのツーショットパトロールをすることになったのだった。
「まあ、異常もなさそうだしもう帰るけどな」
せっかくふたりきりなのに、翔さんは相変わらずクールだ。
でも、いいんだ!ふたりでいられるだけでもうれしいし、それに。
この間の遊園地デートで、翔さんの気持ちを知ることができたから。
翔さんは、出会った時から私のことを『ありのままでいい』と言ってくれていた。
でも、ありのままの私じゃ、いつまで経っても好きになってもらえないと思って不安になった。
だけど、違った。
翔さんは、ずっと私のことを異性として見てくれていた。
まだ、好きになってもらうには遠いかもしれないけど。
でも、いつか必ず。
「あ、翔さん。コンビニ寄っていいですか?」
私は数メートル先にあるコンビニを指差して、翔さんにお願いする。
「勤務中に名前で呼ぶなって言ってるだろ」
翔さんはそう言いながらも、ハンドルを切ってコンビニの駐車場へ入ってくれる。
「翔さんも降りるんですか?」
私が車を降りると、翔さんもシートベルトを外してパトカーを降りた。