独身一般職(37) vs 新人リア充(20)
「俺がここに来た本当の理由なんだけどさ…」
どくん、と胸の中で大きく波を打った。
「付き合えないのはわかっていても、気持ちを伝えた以上、やっぱり姐さんの気持ちが聞きたいんだよ」
テーブルを挟んで向かい合わせに座っていたが、彼はソファに座る私の右隣に腰を下ろす。
前と同じシチュエーション。
こっちに手を伸ばしてくる気配を感じ、私は思わず目をつぶる。
きゅっと彼に抱き寄せられる。
「…前とは違うよ。
俺は甘えているわけじゃないし、姐さんだって俺の気持ちわかっているんだから。
姐さんから俺のこと突き放してよ。
でないと俺、もう自分で止まることできなくなってるんだからさ…」
耳元で響くウィスパーボイスに、体がとろけそうになる。
どくん、と胸の中で大きく波を打った。
「付き合えないのはわかっていても、気持ちを伝えた以上、やっぱり姐さんの気持ちが聞きたいんだよ」
テーブルを挟んで向かい合わせに座っていたが、彼はソファに座る私の右隣に腰を下ろす。
前と同じシチュエーション。
こっちに手を伸ばしてくる気配を感じ、私は思わず目をつぶる。
きゅっと彼に抱き寄せられる。
「…前とは違うよ。
俺は甘えているわけじゃないし、姐さんだって俺の気持ちわかっているんだから。
姐さんから俺のこと突き放してよ。
でないと俺、もう自分で止まることできなくなってるんだからさ…」
耳元で響くウィスパーボイスに、体がとろけそうになる。