独身一般職(37) vs 新人リア充(20)
晩に祐介から宅配便が届いた。
祐介にあたしの住所を教えたことはなかったが『春日町すぎしん社宅202』でどうやらあたしの家に届いてしまうらしい。
ダンボールに貼られた送り状には、時間指定で18時〜20時の欄に丸がついている。
あたしが仕事をしてるからって、考えてくれたんだ。
それもちょっと考えればわかることだろうが、なぜかあたしはじーんときてしまったんだ。
品名には『衣類』と書かれていたので、祐介の家に置いてあったあたしのパジャマなどが入っているのだろう。
どんな思いでこの送り状を書いたのかな。
祐介が書いた『香坂ありさ』という文字をしばらく見つめる。
ダンボールを開けると、懐かしいタバコの匂いがした。
祐介にあたしの住所を教えたことはなかったが『春日町すぎしん社宅202』でどうやらあたしの家に届いてしまうらしい。
ダンボールに貼られた送り状には、時間指定で18時〜20時の欄に丸がついている。
あたしが仕事をしてるからって、考えてくれたんだ。
それもちょっと考えればわかることだろうが、なぜかあたしはじーんときてしまったんだ。
品名には『衣類』と書かれていたので、祐介の家に置いてあったあたしのパジャマなどが入っているのだろう。
どんな思いでこの送り状を書いたのかな。
祐介が書いた『香坂ありさ』という文字をしばらく見つめる。
ダンボールを開けると、懐かしいタバコの匂いがした。