独身一般職(37) vs 新人リア充(20)

初めて入った下風代理の部屋はごちゃごちゃと散らかっていた。

「私がくるのわかってて、なんで掃除しておかないの」

「掃除苦手なんだよね、姐さんやってよ」

「私これから唐揚げ揚げるんだから、自分でやりなさい。

ほら、油あるんだからくっついてたら危ないよ」


付き合い出してからも、こうして下風代理はよく私に甘えてくる。

前よりもスキンシップが多くなり、そのままセックスに流れることもある。


いい年こいて、こんなにいちゃいちゃするのもどうかと思うが、まだ付き合い出したばかりの一番いい期間。


なんだかんだで私もそのことで幸せを感じていたりするのだ。