☆ASHIOTO☆:短編:
次の日から芽衣は俺の周りをいつもウロチョロするようになった。

朝の突進から始まり廊下で見掛け
るとまた走って突進して来る。

「渉先輩♪どこに行くんですか?」

「………。」

「俺ら次.体育なの♪」

圭輔が答える。

「じゃあ!!ちょっと待ってて下さい!!」

大急ぎで教室に戻って…キャラクターのタオルを俺に渡そうとする。

「いらねぇよ!!」

「ダメですぅ!!汗かいたらちゃん
と拭かないと風邪ひいちゃうんですから!!」

「お前.ほんと何なんだよ!!俺につきまとうな!!」

「だって好きになっちやったんだ
もん仕方ないじゃないですか!!」

「何で逆ギレなんだよ。圭輔行くぞ!!こんな奴相手してれねえよ。」

「渉先輩頑張って下さいね♪あっ…圭輔先輩も。」

「明らかに俺はついでだな…。」

圭輔が呟いた。
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