【てぃんかーべる】
きつねが
自らズボンとパンツを
一気にずらし
下半身を露にする

あたしの頭を掴むと
自分のモノに近付けた

あたしは
彼のチソコを夢中で口に含む

床にしゃがみ
ソファに坐る
きつねの股の間に
顔を埋める

やばい
超おいしいんだけど

あたしの頭の中では
すでにつかさの存在は消えていた

彼のチソコの裏筋を
下から上に舌を這わす

上目遣いで彼の顔をみた

きつねの目は
つかさしか見ていない

あたしは
怒りのこもった目で
つかさをみた

彼女は
手で口許を隠し
動けないでいる

蛇に睨まれた蛙

きつねに睨まれたつかさ

あたしは
なぜか嫉妬した

十分勃起した
彼のチソコに
あたしはまたがり
挿入(いれ)ようとした

きつねが
あたしを突き飛ばす

あたしの
身体が床に叩きつけられる

「やっ」

つかさの短い悲鳴が聞こえた

見上げるとつかさと目が合った
彼女の足元まで
突き飛ばされたみたい

きつねが硝子テーブルに
手を伸ばした

痛みに顔をゆがめながら
あたしは硝子テーブルをみると

注射器
アルミホイル
ライター
白い粉

それらが散乱したテーブルから
彼の顔に視線を流した

よくみると
きつねの顔色は青白く
頬がこけていた

彼は
指先に白い粉をたっぷりつけると
鼻の穴に指を入れ
勢いよく吸い込んだ

さらに彼は
粉を指につけ
あたしのところにやってきて
それを自分の性器に塗りつける

そのまま彼は
つかさの眼前で
正常位で挿入してきた
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