【てぃんかーべる】
ドアのノック音がした
「どうぞ」
野田がいった
「失礼します」
「はい。
こんにちは」
「こんにちは」
「じゃあ鞄はそこに置いて
お掛けください」
「あ、はい。
橋本 英理です。
よろしくお願いします」
そういって
彼女は腰掛けた
「いま
おいくつ?」
野田が訊く
「二十歳です
あ、これ履歴書です」
彼女は
野田に履歴書を手渡した
「はたちね。
今は……
ケーキ屋さんで働いてるんだ
そっかそっか。なるほど。
じゃあ、身長とスリーサイズを」
「身長は162センチで
スリーサイズは
上から85、58、83です」
野田は
履歴書と彼女を交互に見る
「ふむ。じゃあね。
自分の身体で一番好きな部分は?」
「好きなところ…」
彼女は少し考えたすえ
「脚です」
と答えた
「ほぉ、あし」
顎髭を撫でながら
三村が
脚という言葉に反応した
この髭男
脚フェチだからな
俺は横目で
汚い長髪の三村をみた
橋本 英理の身体に
今でも舐めだすかのような視線を向けている
この女は
三村の獲物になりそうな
予感がした
「どうぞ」
野田がいった
「失礼します」
「はい。
こんにちは」
「こんにちは」
「じゃあ鞄はそこに置いて
お掛けください」
「あ、はい。
橋本 英理です。
よろしくお願いします」
そういって
彼女は腰掛けた
「いま
おいくつ?」
野田が訊く
「二十歳です
あ、これ履歴書です」
彼女は
野田に履歴書を手渡した
「はたちね。
今は……
ケーキ屋さんで働いてるんだ
そっかそっか。なるほど。
じゃあ、身長とスリーサイズを」
「身長は162センチで
スリーサイズは
上から85、58、83です」
野田は
履歴書と彼女を交互に見る
「ふむ。じゃあね。
自分の身体で一番好きな部分は?」
「好きなところ…」
彼女は少し考えたすえ
「脚です」
と答えた
「ほぉ、あし」
顎髭を撫でながら
三村が
脚という言葉に反応した
この髭男
脚フェチだからな
俺は横目で
汚い長髪の三村をみた
橋本 英理の身体に
今でも舐めだすかのような視線を向けている
この女は
三村の獲物になりそうな
予感がした