3年前の君へ 〜下駄箱536の1つ下の秘密〜





太陽が一番高いところに上がる直前の今、部屋の中に日の光がたくさん入ってきている。

ベッドがキラキラと輝いているのは、そのせいだ。


ハミガキをして、服を着替え、身支度を整え、出かける準備をした。


”11:45”


家を出る直前、ちらっと時計を見た。


...もう、12時か。

お昼はあっちで済ませようかな。



そんなことを思いながら、カバンを手に家を出た。



「ついた...」

家の最寄りバス停からバスに乗り30分ほど。

このあたりで一番大きなショッピングモールについた。

軽く伸びをしてから、歩いて入口までの少しオシャレな道を歩く。




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