明日も、明後日も、この先も。
津波が海沿いだった学区を襲い同級生が亡くなった。と知らされた。

あ〜人は簡単に死ぬのか。そんな風に思うようになったのはこの時からかもしれない。

その日からなんとなく毎日過ごしていた。
どうせ死ぬなら楽しく生きればいい。
好きなように好きに生きて好きに死ぬ。


15歳の春休み、震災のせいで高校入学が
遅れて暇を持て余してた私はサイトで
出会った隣町の男の子と良く遊んでいた。

「橋の下に集合な」

そんな連絡一つで自分の居場所があると
思い寂しい気持ちも飛んでいった。
隣町の男の子、ショウは
そんな自分を理解してくれていた。
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