君に出逢えたキセキ
今度はあっちの広場にしよーかな

「なぁ、お嬢ちゃん」
声をかけてきたのは、赤髪にチャラチャラした格好をした20代の男。
私の横に腰掛けると
「なにしてるの?」
と聞いてきた。
「んー、待ちかな」
「いくら?」
「ホ別3万から」
「いかね?」
「いいけど?」

男と一緒にその場を離れようとすると
声をかけてきた人物がいた。
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