堅物男子と甘い恋
佐野姫華の親友
北野 舞花side
「んぅ…」
「お、目覚めたか。」
目が覚めたらそこは保健室だった。
保健室兼担任の先生が目の前で心配そうに私を見ていた。
「大丈夫かー?突然倒れたりして。でもすぐに意識取り戻してよかったよ。」
やっぱ倒れたんだ、私。
「迷惑かけてすみません…」
私がそう言うと、
ガラララッーー
保健室の扉が勢いよく開いた。