堅物男子と甘い恋




「どうせ北野電車だろ?送ってく。」



「へっ?」



もしかして、私がいるから学校に戻ることをやめてくれたのかな?

……なーんて、考えすぎだよね。



「ほら、帰るぞ。もう遅いんだから。」



「はい…!ありがとうございます。」



疲れてるはずなのに先輩は私を気遣ってくれる。



こんなときまで…。



先輩はほんとに優しい人だ。




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