堅物男子と甘い恋




「ただいまー」



家につき、リビングへと行く。



「おかえりなさい。そうだ、お母さんね、しばらく群馬に戻ることになったわ。」



「ーーは?」



「おばあちゃんが倒れたのよ…おじいちゃんはもう亡くなってるしひとりだから不安なのよ。

急でごめんね。あんたはどうする?来るなら学校休んでもいいわ。でも無理してこなくてもいいわよ。」




お母さんは、いつも私の意思を尊重してくれる。



「いつ、いくの?」



「もう明日から行こうかなって。多分1週間くらい向こうにいることになるわ。」




< 368 / 475 >

この作品をシェア

pagetop